マイナー12名山 の頚城の地蔵山(2,073m)

     
山域・山名 地蔵山(2,073m)、マイナー12名山  
登山スタイル・目的 残雪期ピークハント、読図の復習、五地蔵山での痙攣の不安払拭  
期間 2024.4.19  
CL・参加者 小林
コースタイム記録 家発4:25→笹ヶ峰ダム上のP5:30
  P発5:40~主尾根上7:15~神道山7:50~地蔵山分岐9:30  
  ~地蔵山10:35、発:55~分岐11:25~神道山12:45~P14:00  
気付き・ヒヤリハット(任意) アイゼン持参せず、急雪壁トラバース回避でヤブ漕ぎが長くなった。
ガスってると現在地不明。地図ナビはありがたい。
[詳細報告・所感等]    
 堂津岳山頂でいつか登ろうと思った地蔵山。冬期通行止は正式解除ではないがダムまで入れる。
 曇天で風もあり寒い。尾根末端の天狗山は雪解けが進みヤブ漕ぎになりそう。雪面がつながっていそうな支尾根に“神彦”の先から入る。ミズバショウの芽が出始め。雪面を踏み抜く。気持ちのいいブナ林だがザクつく雪に10㎝程沈み足が重い。尾根は風が強く防風防寒対策する。尾根横の残雪の上をルートとするが、地肌が出た所は反対側斜面の笹の間の残雪を繋いだり尾根のヤブ漕ぎ。
ガスの中、地蔵への分岐を行き過ぎた。地蔵へは残雪がべったり。足に張り感、ゆっくり登る。
山頂らしい標識なし。低い雲が流れ頸城の山々の麓が見える程度。
 下山を始めると陽が射し青空が広がった。振り返る地蔵山はピラミダルでいい姿。乙妻山の北壁は黒々。高妻の途中で激しい痙攣に襲われたのはあのあたりか。霧氷が風と太陽に舞い落ちてくる。    
雪が腐り、取付いた尾根の下りは足元から雪だるまが滑り落ちる。心配した足も痙攣には至らず、    
風と鳥の声だけの静かな山行だった。

雪が溶けた沢には水芭蕉が咲いてる
山頂付近の尾根にはまだ雪が残っている

Groupe Des Moraines

長野県長野市にある長野県山岳協会所属の山岳会グループ・ド・モレーヌ(Groupe Des Moraines)

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