長野県山岳協会研修キャンプ 小川山
日 時 2024年10月19日(土)4時~交流会(A・Bサイト)
10月20日(日)7時~12時
岩が濡れ、平場で3班に分かれ講習
参加者 2班:戸谷、小林、西之園、山田、木村 3班:松澤
概 要
≪交流会≫
松茸や雑キノコでご飯・吸い物・鍋物と贅沢で美味しい宴を楽しむことが出来ました。
≪レスキュー訓練≫2班、講師:榛葉伸男(大町山の会)
○状況設定;ハング下に宙吊り状態のトップのレスキュー(リードレスキュー)
(1)事前準備:①2カ所の立木を使い、ザイルで最終支点作成。ゆるみは極小に。
…セットの仕方から正しく早く最小限の道具で
②研修用のザイル(登高用、非常時脱出用)
③アンザイレンのザイル(今回はシングルロープで)
④トップの配置(転落設定位置へユマーリング)
…プルージック結びと効率的設置位置。器具(スント等)の活用
(2)自己脱出:ビレイの仮固定…ムンター+ミュール+末端処理
⇒ザイルのテンションの移動(プルージックで仮固定)、脱出
(3)トップの状況確認にザイルでユマーリング
~事故状況の確認、支点確認、事故者の安全確保などをしたものとする。
(4)下降して救助準備。登り返して救助へ(登り返したものとして5へ)
(5)救助者がトップと連結しての救助
トップを救助アンカーに仮固定~救助者と連結~トップのザイルを解く
~2人一体での懸垂下降救助
○カウンターラッペルでの救助…手順少ないが、ザイル長の半分の下降
※講師から
・正確な結び方…強度低下
・早さ…救助は一刻を争う
・頭で覚えるのでなく、実際にできる
・方式はいくつもあるが、確実で自分に合った方式を(システム、器具)
◎救助ができないパーティーは岩登りはしない!
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