山域・山名 北アルプス 朝日岳2,417.9m 栂海新道
登山スタイル・目的 小屋泊縦走 summit to sea
期間 2024年7月13日_14日
CL・参加者
コースタイム記録
《day1》親不知駐車場(0500)1台デポ・・・五叉路駐車場(0520)1台デポ黒東タクシー・・・北又小屋(0627)曲谷(0717)ブナ平(0806)白樺坂(0839)イブリ山(0934)夕陽が原(1055)朝日小屋(1215)
《day2》朝日小屋(0313)朝日岳(0358)吹上のコル(0422)アヤメ平(0537)黒岩山(0714)サワガニ山(0825)犬ケ岳(0924)黄蓮山(1027)菊石山(1057)下駒ケ岳(1125)白鳥山(1216)山姥平(1304)
坂田峠(1418)尻高山(1453)入道山(1544)親不知登山口(1629)
伝達事項(任意) 朝日町 たから温泉 風呂700円、タラ汁定食1,200円 黒東タクシー 補助金 千円/人有り
気付き・ヒヤリハット(任意) 凍結した残雪を下る場面が3か所有り、チェンスパイク有ると安心。
[詳細報告・所感等]
《1日目》北又小屋から朝日小屋泊、2日目は白鳥山避難小屋泊をエスケイプとして長い2日目を計画した。
白鳥避難小屋の予約は定員25名に対して私達3名含め15人だった。小川温泉から北又小屋の区間はゲートが有り、
一般車両が入れない。私達が一番乗りだったがその後マイクロバス含め3台入ってきた。北又小屋から吊り橋まで少し下る。
北又ダムを左手に見ながら吊り橋を渡り急登を登り尾根に取付く、単調な尾根を汗をかきながら登りイブリ山頂、朝日岳、
残雪の剣岳、毛勝岳が見える。朝日小屋のスタッフ2名が休憩しており話をした。スタッフおすすめの夕陽が原で花畑
を見ながら雪解け水の冷たい沢でのんびり休憩をした。昼には朝日小屋に到着し、同伴者と懇親を深めた。夕食は0455、
小屋番清水さんの音頭でワインで乾杯、鯛の昆布締めなど手作りの料理、替え玉お代わり自由の鍋焼きラーメンも美味かった。
部屋も個室でゆっくり休めた。
《2日目》0230起床し、茶やおすましが用意された食堂で簡単に朝食を済ませスタート。水平道から朝日岳へ登る若い2人に道を
譲った、山頂にもう1人。空が明かるくなり吹上のコルから黒岩平までは、残雪と沢と池塘、池、そして花畑、黒岩平の水場は渡渉点。
照葉ノ池からカチカチの残雪を越える箇所が3か所有り、ストックを刺してクライムダウンした。
水芭蕉は終盤だった、アワメ平のアヤメは素晴らしかった、ニッコウキスゲは少なく全体的に小ぶりな印象。
花畑が終わるといよいよアップダウンの修行が始まる。黒岩山に登ると、長大な尾根がどまでも続いているのが見える。
道はよく整備され不明瞭な箇所は無かった。痩せ尾根の岩場の枝にマムシがとぐろを巻いていた。道が崩落し巻く箇所も1か所有った。
山頂が平らな犬ケ岳が遠い、サワガニ山で雨がポツポツ、栂海山荘では本降り、尻高山では土砂降り。
おかげで水が足りなくなる事はなかったが、暑かった。直登もきつかったが、直下降が多く雨でふやけたつま先が痛かった。
下駒ケ岳の急登が一番きつかった。同行者も日本急登ランキングに入れたいと言っていた。
土砂降りの中、親不知登山口から海岸に降り、日本海にタッチ、感慨深いものが有った。最後に駐車場に80m登り返した。
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